山と木にこだわる

山長商店 見学記

NARUTA建築事務所
常滑M邸の木材をお願いしている和歌山県田辺市の山長商店に、施主のご一家と、施工のケーズホーム社長の加藤氏と私の大人4名、子どもさん2名の6名で見学に行ってきました。

2008年3月の最終日曜日、半田を朝出て、加藤氏の運転で紀州田辺まで行き、まず田辺市にある南方熊楠顕彰館に立ち寄りました。ここは先回(約2年前)来たとき工事中で、山長商店の方に案内されたところです。
中では所員の方に丁寧に熊楠についてお話しいただき、たいへん勉強になりました。入館料は無料だし、紀州産の木材をふんだんに使った建物も見応えがあり、資料も豊富でお勧めです。

この日はその後、田辺駅前で南高梅を買い、白浜温泉の民宿で泊まりました。

翌日の月曜日、白浜の民宿を出て、田辺市は紀伊新庄にある山長商店の工場へ9時頃着きました。
挨拶と軽い打合せのあと早速デリカの4WDワゴンに乗り換え、山長商店営業の真鍋さんの運転、山長林業の松本さんの案内で山に向かいました。

(写真は、最新型の山出し機械と説明をする松本さんです。)

この日の日程は9時過ぎに山長商店を出て、切り出し作業中の山に入り、伐採と切り出し作業の話しを聞き、一旦里に下りて貯木場で切り出した材木についての講義があり、さらに別の山に入り、林業、木を育てるということはどういう仕事か、話しを聞きながら、見晴らしの良いところでお弁当を食べ、山歩きをしながら樹木についての話しをたっぷり聞きました。
山長に帰ったのは3時頃、その後工場見学、M邸の材木とも対面して、5時前に田辺を出ました。

半田に付いたのは10時になっていました。途中、3月31日ということで、ガソリンスタンドを探して、伊賀上野の町をうろうろ。なんとか157円(高っ!)のガソリンを20リッター入れて、人間さんも燃料を補給しました。