NA.home通信 298号
5.jul.2009

 車での遠出を好まないのだが、先日一泊で新穂高温泉へ行ってきた。
 連休前に買った車は6月半ばすぎても700kmと全然乗れてなく、新車の調子をみるためにも必要である。
 日曜日出発だったので、高速料金の割引に釣られて松本まで走り、安房峠越えを選んだ。帰りは月曜日だし、高山を見学し41号線でのんびり帰った。
 
 しかし、この高速料金割引って経済効果あるの?余分にCO2を排出させるだけ、という気がするんだけど。経済効果を上げるなら乗用車でなく、営業車を割り引いた方が良いんでは。
 国のエコ政策って何かおかしい。
 家電のエコポイント、大きいテレビを買った方がたくさん付く、たくさん電気食うのに。車だってそう。大きな車種でも減税対象車があるんだね。排気量の小さな車が全部対象ってことじゃないみたい。
 だいたいお金を使える人に減税しなくても良いと思う。
 節電に努力している人に報奨金を出すとか、自転車通勤をしている人に所得控除を認めるとか、方法はいろいろあるはずである。
 前の車は12年ちょっと乗った。13年以上の車を買い換えると25万円補助金があるという話、聞いてはいた。「あと一年我慢しなさい」と言った人もいた。
 でもせっかく貯まったお金を1年間使わずに持っている自信がなかったし、もう一度車検が来るし、一度オーバーヒートした車である、保たないかもしれない。
 それより早く買って楽しんだ方が得だ、という判断で買い換えた。
 あとで調べたら指定車種でないと補助金も減税も無いんだね。なーんだ。  選んだ車種でのエコカー対象は1.2リッター2WD CVT車、いらねぇやそんなクルマ。
 買ったのは4WDマニュアル。
 「補助金も減税もクソ食らえ」だ。


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